起業を目指す凡人の書評ブログ

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起業を目指す凡人の書評ブログ

起業に役立つビジネス書の書評ブログです。

ブログの目的・管理人のプロフィール

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【ブログの目的】

はじめまして、「起業を目指す凡人の書評ブログ」管理人のtesshiです。

 

普通の書評だと、本の要約やレビューなどがメインになるかと思います。
ですが、このブログでは、起業に関連するようなビジネス書をメインに、そのビジネス書を読んで何を学んだかを、僕の視点で書いています。

 

このブログを開設しようと考えたきっかけは、本は読んだだけだと知識として定着しにくいと感じたからです。

 

僕は、一度本を読んだだけで全てを理解できるほど、理解力はありません。そのため何十冊も本を読んでも、なかなかその知識を活かすことができませんでした。

 

このままの読書では、学習としての効果が薄いと感じました。
何かいい方法はないだろうかと考えていたところ、何やらインプットだけではなくアウトプットをした方が、知識として定着しやすいとのこと。

 

ただノートに本を読んで学んだことをまとめるだけでも良かったのですが、それよりもブログという形でネット上に公開した方が、モチベーションも上がるし継続できるだろうと思い、このブログの開設に至りました。

 

ブログタイトルにもあるように、僕は凡人です。
特別頭がいいわけでもないし、文章力も他のブログ管理人様には遠く及ばないと思います。

 

ですが、何も行動をしないのでは上達するはずもないと思い、つたない文章ですが書き続けていこうと思っています。

 

このブログの書評を読んでくれた方が、何かしら学びを得られるような、そんなブログにしていきたいと思います。

 

記事を読む中で、「ここは違うんじゃない?」とか、「こんな風にも捉えられるよ」だとか、何か感じたことがあればコメントやメールをいただけると嬉しいです。

 

よろしくお願いします。

 

【自己紹介】
【名前】tesshi
【趣味】読書、ランニング、音楽鑑賞、映画鑑賞

僕は、現在24歳で契約社員として働いています。
学歴は高卒で、高校卒業後は約5年ほど公務員として働いていました。

 

公務員として働く中で、自分には公務員の仕事が向いていないと感じる場面が多々あり、以前から興味を持っていたビジネスを始めたいと思い、見切り発車で公務員を退職。

 

その後、起業資金を貯めるとともに、起業するうえで身に着けるべき知識を得るために、現在は勉強の日々を送っています。

 

学歴社会と言われている中で、高卒の自分でも何か大きな仕事をしたいと思ったときに、起業という道を志すことに決めました。

 

日々壁にぶつかってはヘコむ毎日ですが、これだけは諦めないと決めているので、微速前進ではありますが前に進んでいます。

 

起業資金が溜まって、何か自分でビジネスを始めることになったときは、ブログの方で報告したいと思います。

最小の時間で成果を最大にする~【エッセンシャル思考】書評

 

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限られた時間の中で、目標を達成するためには何が必要なのだろうか。

時間いっぱい努力すること?

すべての事をやり遂げること?

 

その答えは、本当に重要なことに集中すること。

『より少なく、しかしより良く』

 

このことをグレッグマキューン著【エッセンシャル思考】では伝えている。

 

僕たちの時間は限られている。

膨大な量の課題に対して、すべての事をやり遂げることは出来ない。

 

だからこそ、エッセンシャルに、自分が何に集中しなければいけないのかを考えなければいけない。

本当に重要なことは何か?

職場での仕事や、目標を達成したいとき、膨大な仕事や課題があるように見える。

そのすべてに意味があることで、重要なことで、やり遂げなければいけないことだと、そう思ってしまう。

 

しかし、それらは本当に、重要なことなのだろうか?

 

 実際は、本当に取り組むべき課題はそんなに多くない。

すべてをやろうとして、全部中途半端になってしまう。

 

自分にとって本当に重要なこと、それだけをやる事を選択しなければいけない。

何かを選ぶということは、何かを捨てるということだ。

そのため、中途半端に足を突っ込んでしまうと、何もかもを失ってしまうことになる。

 

本当に重要なことは少なく、それ以外の大多数は無意味なこと。

このことを理解しなければいけない。

努力の量が成果に比例するとは限らない

『努力をすれば報われる』

これは聞こえ心地はいい言葉だけれども、実際にはそうであるとは限らないし、この言葉を免罪符にしてしまってはいけない。

 

がむしゃらに取り組んでも良い結果は生まれない。

 

今やっている努力を続けていても、それが意味のないことであれば、時間を失ってしまうだけだ。

大切なのは、その努力は正しい方向に向いているか、ということ。

 

例えば、ある少年には野球選手になりたいという目標があったとしよう。

 

やってしまいがちなのは、野球選手になりたいからと言って、野球選手がやっているスイングだったり、投げ方を真似するだけ。

イチローの打ち方を何回も練習したところで、イチローにはなれない。

 

本当に重要なことは、体力作りだったり、基礎的な筋肉をつけることだったり、正しいスイングを練習することだったりする。

 

やみくもに頑張っても、意味がない。

その努力は、自分の目標を達成するために本当に必要なことなのか、考えなければいけない。

 

何に全力を尽くすのか、これが大切。

過去の損失を切り捨てる

実際は続けても意味がないと内心ではわかっていながらも、それに囚われ続けてはいないだろうか。

 

人間は、サンクコストバイアスに囚われる。

過去に膨大なお金、時間をかけてしまったという理由だけで、それをやり続けてしまう。

 

だが、過去の損失は切り捨てなければいけない。

続けていても無駄なことに時間をかけてはいけない。

 

自分の間違いを認めることは難しい。

だけど、間違いを恥ずかしがる必要はなく、間違いを認めるということは、それ以前の自分より賢くなったことでもある。

 

過去の損失を切り捨てるためには、今これをやめたらどうなるだろうか、と考えてみることが重要だ。

 

無駄なことに使っている時間、お金。

これらを別なものに有効活用できないか。

または、無駄なことをやめたとして、何か不都合なことがあるだろうか。

 

そう考えることで、過去の損失を切り捨て、より良い方向へと向かうことができるようになる。

過去や未来にとらわれない

僕らは今を生きているのに、過去や未来のことに思いをはせては、そのことに後悔や不安を感じてしまう。

 

過去の失敗したこと、未来がどうなるのか。

これらの事を考えるのは、意味のないことだ。

 

過去の失敗を忘れてしまうということではない。

失敗から得られた教訓を無駄にしてはいけないが、過去の失敗にいつまでも囚われていてはいけないということ。

 

未来についても同様だ。

未来がどうなるのかを考えてばかりいては、どうにも動けなくなってしまう。

 

大切なのは、、今に集中して、今をどう生きるのか。

 

今やっていることが重要なことであるのなら、それに集中して、それ以外は考えないこと。

過去や未来にとらわれず、今に集中することが重要なことだ。

まとめ

本書で学べたことを一言でいうと、『より少なく、しかしより良く』、これについて一冊を通して教えてくれた。

 

本当に重要なことは何か?

 

これを考えて過ごすだけでも、今までの生活とは全く異なる、良質の時間を過ごすことができると感じた。

 

思わず日々の問題、そのすべてが重要であると感じてしまうけど、自分にとって本当に重要であることだけを選択して、それ以外は切り捨てる。

 

言うは易く行うは難しではあるけども、実践していこうと思う。

 

大企業のグローバル戦略を学ぶ~【戦略論】書評

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今回読んだ大前研一著【戦略論】は、1980~90年代の大企業などが取るべき戦略について述べられた論文のアンソロジーで、主に戦略の立て方、グローバル戦略について書かれている。

 

論文自体は今から20年以上前に書かれたものであるため、現在の経済状況とは異なる点もあるのだが、しかし今でも重視すべき点が多くあった。

 

戦略論文であるので、言い回しが難しかったり、理解するのに時間が掛かったりする部分もあり、僕の知識では、まだまだ理解できていない部分も多くある。

 

僕が理解できた範囲で、今回の【戦略論】から学べたことは、

 

・顧客が真に求めているニーズを知ることが重要である

・最も成功確率の高い実施プランに資源を集中投下する

・アライアンスはwin-winの関係でなければ破綻する

・過去の成功体験は足を引っ張る存在でもある

 

であり、これから学んだ点について書いていきたいと思う。

顧客が真に求めているニーズを知ることが重要である

事業を進めていく中で、競合相手の動向に注意を向けてしまい、顧客の求めているニーズに応えることは出来ず、その結果事業が失敗してしまうことになる。

 

ライバル会社が自社製品と競合するような製品を次々と出していき、ライバル会社の製品よりもより高性能である製品を開発する…ではいけないということだ。

 

そうではなく、製品を購入する顧客が何を求めているのか、その製品のどんな部分を必要として購入しているのか、ここに立ち返ることが重要である。

 

例えば、自分の会社がノートパソコンを作っているとする。

売れ行きは好調であったのだが、ライバル会社が自社のノートパソコンより高性能な製品を販売した。

 

ここで、より高性能のパソコンを開発するのでなく、顧客が何を求めてノートパソコンを購入しているのかを考えてみる。

 

ノートパソコンを購入する層は、パソコンを持ち運びする必要のある人、デスクトップパソコンを置くスペースがない人かもしれない。

その場合、パソコンが高性能であることは、必ずしも購入する顧客のニーズではないだろう。

より軽い、小型のノートパソコンであるかもしれないし、キーボードなどの打ちやすやを求めているかもしれない。

 

そうした層に高性能のノートパソコンを販売しようとしても、顧客が求めているニーズとズレが生じてしまい、事業が失敗してしまうだろう。

 

また、洗濯機を販売しているのなら、洗濯機を購入する人は衣類をきれいにすることが真のニーズになる。

そのため、必ずしも洗濯機の性能が重視されるわけではない。

 

戦略を立てるとき、ライバル会社など競合の動向ばかりに目を向けるのではない。

顧客目線で、真に必要とされているニーズを満たすようにするにはどうすればいいのか。

 

これを考えて戦略を立てなければいけない。

最も成功確率の高い実施プランに資源を集中投下する

事業を進めていく中で、複数の実施プランが出てくる。

複数の実施プランを実行することは、いかにも成功確率が上がるような気がするが、実際にはそういうわけにはいかない。

 

なぜなら、事業を進めるための資源が限られているからだ。

複数の実施プランを実行するという事は、それだけ資源を分散させなければいけない。

 

そのため、実施プランを成功させる前に資源が底をつき、志半ばで事業が失敗…なんてことになってしまう。

 

事業を成功させるためには、最も成功確率の高い実施プランを練らなければいけない。

自社の現在の状況、市場の状況、資源の状況。

 

様々な事項を総合的に判断して、自社がその事業を成功させるためには何が必要であるか。

また、その事業を進めるうえで想定しうる障害は何なのか。

 

これらを判断して、資源を集中投下することが必要である。

アライアンスはwin-winの関係でなければ破綻する

アライアンスは、win-winの関係でなければ破綻する。

また、どちらかが支配をするような関係も同様だ。

 

本書ではアライアンスの関係を、結婚に例えている。

結婚関係では、一方が支配をするような関係では続かないし、一方のみが損をするような関係も続かない。

 

例えば、夫が仕事に行き給料をもらって生計を立てて、家に帰ると家事を行い、子供の世話をする。

これでは結婚関係が上手くいかないのは当然であるし、その結婚は離婚という形で終えてしまう。

 

企業同士でも同様である。

 

また、それを分かっていながらも、どうしても相手に対して不満を感じることがある。

一度不満を感じると、相手の行動すべてに文句を言いたくなる。

アライアンスを結ぶことで得られたメリットには目がいかなくなってしまう。

 

アライアンスにおいても、結婚関係においても、相手の不平不満ばかりに目が行ってしまいがちであるが、それをすることで得られたメリットを忘れてはならない。

 

結婚であれば、妻がいてくれることで煩わしい家事をしないで済むし、食事の準備も家に帰れば用意されているのでする必要もない。

これは結婚することで得られるメリットだが、そのことを忘れてしまうのだ。

そのため相手の不満ばかりが目立ってしまう。

 

アライアンスは、必ずしも相手と全てが上手くいくわけではない。

事業を進めていく中で、双方に問題点が出てくることもある。

 

そのため、アライアンスは、新たに事業を作ることと同じくらいの苦労を覚悟をしなければいけない事が分かった。

過去の成功体験は足を引っ張る存在でもある

事業経験を長年続けていると、過去に上手くいった事例を繰り返し実践しようとする。

以前成功した方法だから、今度も上手くいくはずだと。

 

しかし、同じ方法が通用するわけではない。

過去の方法は過去のもので、現在の状況では適切ではない場合もある。

 

それにもかかわらず、中々その方法を変えられないのだ。

 

一度成功した方法は、再度実践する上であまり抵抗がない。

だが、新しい方法は未知のもので、実践する上でどのような事が起こるのかが予想できないものである、と思ってしまう。

実際には、過去の方法を実践しても、どう考えても成功できないとしても。

 

以前成功した方法を妄信的に信じ込み、一点のみに視野を絞り込み、走り続ける
これでは周囲に目がいかず、事故を起こしてしまうのは必然だろう。

 

とらわれない素直な心で、物事を新鮮な目でみて、新たなアプローチを模索することが必要であると学んだ。

まとめ

今回【戦略論】を読んで、企業の戦略について学ぶことが出来た。

 

本書の内容は、企業が事業戦略を考えるうえで必要なものは何か、というものであったのだが、大企業だけに当てはまるものではないと感じた。

 

大企業ならではの戦略も当然あるのだが、規模の小さいビジネスにおいても、本書の内容が役に立つことが多かったように思う。

 

ただ、僕自身が論文を読みなれていなく、上手く言語化できていない部分も多くあるので、今回記事にしたこと以外にも学べるものはあった。

 

ビジネスにおいて、時代によって手法などが変わることはあるが、本質的な部分は変わることはなく、いつの時代でも重要であると、今回の【戦略論】からは学ぶことができたと思う。

集まった客を自分の会社のトリコにする!【もっと あなたの会社が90日で儲かる】書評

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昨日、『あなたの会社が90日で儲かる』の書評を書いた。

www.kigyou-syohyou-blog.com

 

 

今回の書評はその続編である『もっと あなたの会社が90日で儲かる』について書きたいと思う。

 

前回の本では、集客に関する知識を得られた。

集客するための広告には、顧客の感情を理解し、計測できる広告を出さなけらばいけない、などの学びがあった。

 

今回の本では集客した後の話。

『いかに顧客をリピート、固定化してもらえるか?』

という所に焦点が当てられている。

 

この本から僕が得た学びは、主に以下の3点。

 

・集客とはお客とのコミュニケーションである

・仮想敵を設定することでお客との距離感を縮める

・ただ集客しただけではザルである

 

それぞれについて書いていきたいと思う。

集客とはお客とのコミュニケーションである

『集客は、あなたとお客とのコミュニケーションである』

本書を読み進めている中で、一番最初に印象に残った言葉だ。

 

集客しないことには商売は成り立たない。

そこで、どうしてもお客を集めることばかりに焦点が行ってしまい、お客の感情をないがしろにした広告をしてしまう。

 

お客の感情をないがしろにした広告。

これはどんなものがあるかというと、『俺って凄いでしょ?』という自社の商品の優位性などをつらつらと語るもの。

 

「この商品はこんなにすごい機能があって~」

「他社の商品とは比べ物にならない使いやすさで~」

 

このような宣伝を聞いていても、全く興味を引かれないのは当たり前のことだ。

お客は、その商品を買ったとしたら、自分にどのようなメリットがあるのかイメージできない。

 

お客が興味があるのは、その商品を買ったことで、自分にどんな良い事が起こるのだろうか、ということだ。

そのため、”お客が聞きたいこと”、これを広告で伝えなければいけない。

 

お客が聞きたいことを伝える広告とは、広告を見た時にその商品を欲しいと思うか、という事が一つの物差しになると考えられる。

 

「あなたがずっと悩んでいる肩の痛み。この枕を使うだけで…」

 

先ほどの例と比べると、

『あなたが悩んでいる問題、それを解決できるのはこの商品なんです!』

 と、お客の悩みに直結するような宣伝になる。

 

お客の視点から、どんな宣伝文句が魅力的に見えるのか。

切り口を工夫するだけで、売れない商品が売れる商品になることを学んだ。

仮想敵を設定することでお客との距離感を縮める

本書の著者である神田昌典は、出版している本で度々センセーショナルな言葉を多用している。

大企業、広告代理店など、これでもかというくらいに批判をしている。

 

これは、本人の性格から文章ににじみ出ている…のではない。

仮想敵を設定することで、お客との距離感を縮めることが目的なのだ。

 

共通の敵がいることで、お客と販売者との間に共感が生まれる。

その共感は、信用に変わっていく。

 

例えば、あなたが個人塾を経営しているとして、仮想敵を設定するならば、どんな相手になるだろうか?

それは、大手塾であったり、学校の教師になるだろう。

 

『大手塾は高い授業料を払わせるのに、生徒個人個人に対しての指導がないがしろにされている!』

『学校の教師は生徒が理解していないのに、それを無視してドンドン授業を進めてい行く!それじゃあ落ちこぼれになるのも仕方ないじゃないか!』

 

と、仮想敵を批判する。すると、どうなるだろうか?

設定した仮想敵に対して、『なんて酷い所なんだ』、と思わず共感してしまう事だろう。

 

ただ、仮想敵を設定するにも注意が必要だ。

仮想敵があまりにも具体的であれば、それは誹謗中傷になってしまうし、事実ではないことを言うのも問題。

そんなことをすれば、たちまち悪評が自分の首を苦しめることになる。

 

仮想敵として設定するのであれば、政府、自治体、学校教育…etc

 

大きくて、誰しもが不満を抱えていそうなものを仮想敵にする。

そうすることで、お客からの共感を、より得やすくなる。

ただ集客しただけではザルである

そして、本書の最も重要な部分である、集客後の顧客のファン化という部分について書いていきたい。

 

お客には新規客、既存客が存在するが、売り上げが上がらないと悩む経営者は新規客を集めることに躍起なっていて、既存客をないがしろにしてしまっている。

 

新規客がいなければ、経営が成り立たないのも事実。

だが、新規客を集めるのと同じくらい重要なのが、あなたの会社のファンになっている人、リピートをしてくれるお客である。

 

新規客に対しては、利益率の低い、お客が手を出しやすいような商品を、フロントエンドとして提供するだろう。

 

ただ、それだけだと集客費用を回収できるだけだったり、ほとんど利益にならないようなものばかりが売れてしまい、会社に利益を生み出してくれる商品が売れないという事になってしまう。

 

極端な話リピート率が100%ならば、新規客は必要ではなくなる。

 

既存客のリピート率を上げるために必要な事として、本書では

・二十一日間顧客感動プログラム

・生涯顧客教育カリキュラム

という方法を教えている。

 

二十一日間顧客感動プログラムとは、顧客の関心は長くて21日間しか持たない。

その21日間の間に、自分や会社のファンになってもらい、お客との関係を強固にしようというもの。

 

なぜ顧客の関心が21日しか持たなのかというと、商品を購入したときに、満足感だけではなく、後悔も同時に感じるからだ。

 

こんな経験はないだろうか?

勢いで買ったはいいものの、後々『これ必要なかったんじゃないか?』とだんだん後悔が出てくる。

特に大きな買い物をした時などは、この傾向が強いように感じる。

 

このように商品を購入する時が、お客にとって一番テンションの高い状態で、商品購入後には急激にテンションが落ちていく。

これを防ぐのが二十一日間顧客感動プログラム。

 

本書では、

 

購入後直ぐにお礼状を出す➾

商品購入から1週間後に、その商品を購入したことがいかに素晴らしいかという手紙を出す➾

最後に思いがないギフトを渡す

 

と、購入後に急速に低下していく顧客のテンション、満足度を、いかに緩やかにできるかが重要であると伝えている。

 

生涯顧客教育カリキュラムとは、自社にとって優良な顧客になってもらうためには何が必要なのかを見出す、という事。

会社にとって一番ありがたいお客とは、自社の商品を何度もリピート購入してくれる人だろう。

 

何度も購入してくれるような、理想的なお客。

そんなお客に育ってもらうためには何が必要なのだろうか?

 

理想的なお客がいる場合は、なぜそのお客は理想的なお客になったのか、分析することで今後の方針が立てられる。

いない場合は、まずは手に取りやすい価格が低めの商品、それから徐々に高単価な商品を購入してもらえるような、段階的なオファーを考えることが必要になるだろう。

 

本書では、疑似コミュニティとして、会報のようなものを発行することを勧めている。

 

売り込み臭がなく、ほかのお客も自分の会社の商品を使っている、そんな生活臭のする会報を送ることで、お客の中の自社の商品の存在をより多く意識してもらえるようにするというもの。

 

現在でいえば、メルマガが主流だろうか。

 

ただし、メルマガを発行している会社は多くあるが、見る必要性も感じないようなものが溢れている。

 

やれ割引が、やれこの商品は…

 

そんな情報をメールで送られても、確かに売り込まれると感じて読むことをしない。

それどころか、その店からメルマガが送られてくることにうっとおしさを感じるだろう。

 

だからこそ、二十一日間顧客感動プログラム生涯顧客教育カリキュラムの要素を取り入れた、顧客のリピート率を上げる仕組を作ることが重要だと学んだ。

まとめ

今回、集客後の顧客のファン化という事について、本書を通して学ぶことが出来た。

 

本書に書かれていることは、何年たっても変わらないものだと感じた。

なぜなら人の感情は千年以上前から不変のものであるし、人の感情を理解することが出来たなら、商売をする上で圧倒的有利になる。

 

中には、『こんな基本的なこと知ってるよ』という部分もあるかもしれないが、基本的な部分をしっかりと出来ている人が少ないもの事実。

 

知っている、分かっている、と勘違いをしないよう、素直さをもって学んでいこうと感じた。

顧客の感情を理解し売り上げを倍増させる~【あなたの会社が90日で儲かる】 書評

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ピンクの表紙にやけに具体的なタイトルが付けられている、この「あなたの会社が90日で儲かる」という本。

 

この本のサブタイトルは、「感情マーケティングでお客をつかむ」というもので、”顧客の感情を理解し、どうすれば商品を購入する行動を取ってもらえるか”という事について深く書かれている。

 

初版は1999年と今から約20年ほど前に出版された本ですが、この本からは今でも通用する、集客に関する超重要な3つの要素を学ぶことが出来た。

 

その要素とは、

・人は感情で動く

・”必要”ではなく、”欲しい”と思わせる

・集客に必要な事は、オンライン、オフライン問わず根本的な部分は変わらない

 

 

それぞれについて、今回学んだことについて書いていきたいと思う。

 

人は感情で動く

販売側と顧客側の感情のズレが商売を困難にさせる

 

自分の商品を売る時に、多くの販売者が勘違いをしてしまうのが、「この商品は質のいい商品だから売れる」と、顧客目線ではなく販売者目線で考えてしまう事だ。

 

そのため、顧客の感情を無視した、ある意味自分の主張を押し付けるようなオファーを投げかけてしまう。

しかし、売り込み臭いオファーに対して、顧客が感じるのは不快感であると分かった。

 

実際に自分が買い物をしている状況を思い浮かべてみる。

 

例えば洋服を買いに洋服店に入ったとき、商品を買おうか、または何かいい服がないかと探している時、たいてい店の場合、すぐに販売員が話しかけてくる。

「どんな商品をお探しでしょうか?」と。

 

そのようなタイミングで話しかけられても、客である自分からすれば「今商品を見ているところなんだから、ほっといてくれ」と迷惑に思う。

また、その販売員から売り込みを掛けられると警戒して、じっくりとその店の商品を眺めていたのを中断して、他の店に移動しようか検討するだろう。

 

これは、客の購入したいタイミングと、販売員がオファーを投げかけるタイミングがズレているから、販売員の行動に対して不快感を感じてしまう。

 

そのため、商品を売りたいから客に話しかけた販売員の行動は、逆に客を店から逃がしてしまうような行動になってしまう。

 

人は感情で行動する生き物。

一度不快感を覚えた洋服店には、二度と立ち寄らないようにするだろう。

 

このオファーのタイミングのズレが、客が商品を購入する行動に対する弊害になってしまっている。

では、このタイミングのズレをなくすためには、何が必要なのだろう?

 

多くの場合、客に対して直ぐにオファーを投げかけるが、これをしてしまうと例の販売員と同じように、客は唐突感、不快感、さらには敵対心のようなものを感じてしまう。

 

客が負の感情を抱かないようにするために必要な事。

それは、オファーの前に適切な段階を踏む事が必要になってくる。

 

広告で必要なのは、客の感情を動かすこと

普段目にする広告を思い浮かべてみてほしい。

 

チラシ、雑誌の広告、電車の広告…

たいていの広告は、見栄えはいいものの、結局何を言いたいのか分からないような広告が殆どではないだろうか。

 

見栄えが良くて、オファーがない広告。

こういった広告はマスマーケティングを目的としたものだ。

 

マスマーケティングをよく使うのは、いわゆる大企業。

これらの広告を出すのは「あなたの会社が90日で儲かる」の著者・神田昌典曰く「社員の福利厚生のため」であるとのこと。

 

なぜか?

それはマスマーケティングでは顧客の反応が計測しにくく、実際に売り上げに貢献しているのか分からない。

 

そのため、広告を見た社員の家族、親戚などが、「こんな広告を出している会社に勤めているなんて凄いね」と思ってくれる以外のメリットが分からない。

 

それでは、売り上げに貢献するような広告とはどんな広告なのか。

一言でいうとオファーのある広告。

無料の資料請求だったり、お試し商品の案内など。

 

これらの広告では、例えばチラシなら、「〇〇枚配って、〇〇件の問い合わせがあった

」と計測が出来る。

計測が出来ることによって、そのチラシの改善ができるようになる。

 

そして、広告で重要であるのが、客の感情を動かせるものであるか?という事だ。

 

不動産のチラシを思い浮かべてみると、綺麗な物件の写真、価格、そして不動産名が載っているのが一般的だと思う。

そういった”常識的な”広告では客の感情は動かないだろう。

 

客の感情が動くのはどういった時だろうか。

それは、「こうしたい、こうなりたい!」という感情を抱くような文言であったり、イメージであったりすると思う。

 

不動産であれば、「こんな家を建ててくれる不動産屋に頼みたい」という具合だろう。

 

”必要”ではなく”欲しい”と思わせる

広告において最も重要なことは、この商品が必要だ!と思わせる事よりも、この商品が欲しいという感情を抱かせることだ。

 

今の世の中、必要であると感じるものはそう多くはない。

住居、食料、衣服、これらは十分すぎるほど世の中に普及されている。

 

必要なものが出そろっている状況で商品を売るならば、欲しいと思わせることは最重要視しなければいけない事だと分かった。

 

人は欲しいものであればいくらでもお金を払いたくなるものだと思う。

それは商品だけでなくて、その状態になりたい、というものも含まれる。

 

僕自身であれば、腰痛や肩こりを確実に解消してくれるのであれば、たとえひと月2万も3万もする整体であっても、行きたいと感じる。

 

また、ニキビで悩んでいる人であれば、ニキビを一発で全て直してくれるような商品、サービスがあれば、例え何十万もするような高額なものであっても、”その悩みを解決してくれる商品が欲しい、受けたい!”と思うのも納得できる。

集客に必要な事は、オンライン、オフライン問わず根本的な部分は変わらない

広告の目的は、売り上げを上げること、集客をすることになる。

 

集客が出来れば、どんなビジネスをしていてもお金に困ることは無くなるだろう。

逆に集客が出来なければ、どんなにいい商品、ビジネスをしていても、会社は倒産してしまう。

 

今回読んだ本には、チラシなど主にオフライン広告に関して書かれていた。

ただし、広告に必要であることは、オンライン、オフライン問わず、共通していることが分かる。

 

客の感情を動かし、客に欲しがらせる。

 

これが出来るのであれば、極端であるとは思うが、ビジネスは成功する。

そう確信できた。

 

まとめ

今回、神田昌典の「あなたの会社が90日で儲かる」の書評を書きました。

 

本書は、ビジネスをする上で絶対に避けては通れない「集客」に関連することについて、お客の感情を理解する、という事について学ぶことが出来た。

 

この本が約20年も前に出版されているのに驚いたし、書かれている内容が今でも十分に通用する内容であることは明らかだと思う。

 

オフライン広告、集客するための広告、これらを学びたいと感じている人であれば、一読する価値があると思います。

物語形式で成功に必要な自己啓発を身に着ける!~【賢者の書】 書評

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自己啓発小説である【賢者の書】を読んで、僕が学んだことを書いていきたいと思います。

 

どんな本なのか?

自己啓発というと堅苦しいイメージがあったのですが、今回読んだ【賢者の書】は、若干ファンタジー要素の入った物語形式で書かれています。

そのため、自己啓発書に苦手意識を持っている人でも、すんなりと本の内容が理解できます。

 

こんな人にオススメ!

日々の生活が楽しくない、何をしていいのか呆然としている、自分は不幸であると嘆いている…等々。

今の現状を変えたい、より良くしたい、そんな思いのある人にオススメできる本です。

 

本の簡単な内容紹介

【賢者の書】では、少年サイードが9人の賢者と出会い、最高の賢者になるための学びを得る旅に出ます。

9人の賢者は少年サイードに最高の賢者になるための教えを施します。

一人目の賢者は少年サイードの祖父であり、最初の賢者として『行動』についての教えをサイードに対して語る…

 

 

この本から僕が学んだこと

【賢者の書】では、9人の賢者が出てきて、それぞれが異なることについて話してくれます。

 

第1の賢者【行動】

第2の賢者可能性

第3の賢者自尊心と他尊心

第4の賢者目標

第5の賢者

第6の賢者投資

第7の賢者幸福

第8の賢者【言葉

最後の賢者感謝、与える、誕生

 

第1の賢者【行動】

第1の賢者ジャミスは、行動について教えてくれました。

 

何か行動する時に、それが成功するか、失敗するか。

僕は、そればかりに注意をしてしまいがちでした。

 

失敗したくないから行動しない。

これは誰にでも心当りがあることではないでしょうか。

 

失敗したからといって、自分の人生で損になるのかというと、そうではない。

失敗したという事実から、次に何をすればいいのかを学べばいい。

 

点が線になるーという言葉の通り、人生で起こった出来事は、あとから見返すと全て繋がって見える。

 

行動した結果、色々な出来事が起こります。

それらは、良い事でも、悪い事でも、自分の人生にとっては必要不可欠な出来事であった。

そう思うことが出来れば、失敗を恐れて行動しなくなることは無くなるのだと学びました。

 

第2の賢者可能性

第2の賢者ユニバスは可能性】について教えてくれました。

人間には無限の可能性があると。

 

自分の人生を振り返ってみると、「自分には無理だ」と、そう決めつけて生きてきたと思います。

なぜなら、そうやって諦めたほうが楽だったから。

 

でも、そうではなくて「自分にもできる」と思う事が必要なのかなと感じました。

 

何かを始める前から諦めてしまうのではなくて、行動を積み重ねることによって経験を積む。

そうすることで、自分の可能性を見つけられるのだと学びました。

 

第3の賢者自尊心と他尊心

第3の賢者リスぺクは【自尊心と他尊心】について教えてくれました。

 

自分の人生を素晴らしいものにしたいのなら、自尊心を高く持っていなければいけない。

自尊心がないという事は、自信がないという事に置き換えられると思います。

 

自信がなければ行動もできないし、自分の可能性についても気が付くことが出来ないのだと。

 

ただ、自尊心だけではいけないと、第3の賢者は教えます。

他尊心も必要なのだと言います。

 

他尊心とは、自分以外の人間についても尊重すること。

それがなくて自尊心だけが高いと、ただの嫌われ者になってしまうと。

 

自尊心、そして他尊心が、自分の人生をより良いものにすると学びました。

 

第4の賢者目標

第4の賢者は【目標】について教えてくれます。

 

人生における目標を「何になるか」にしていては成功はつかめない。

「どんな人間になるか」を目標にしなければいけないと第4の賢者は語ります。

 

「何になるか」を目標にしていると、例えば医者になるだとか教師になるだとか、それになれば成功、幸せになれると思ってしまう。

でも、実際にその職業についても、成功や幸せが掴めない。

 

そうではなくて、例えば人を幸せにしたいという目標であれば、どんな職業だってその目標を達成できることができると教えられました。

 

手段が目的にすり替わっている、という言葉がありますが、自分にとっての成功、幸せとは何なのか、考えることが大切であり、自分の人生を素晴らしいものにするために必要なのだと学びました。

 

第5の賢者

第5の賢者は【今】について教えてくれました。

 

人間は過去や未来については考えるけれど、今については考えないもの。

とりわけ過去に縛られることが多く、昔の失敗についていつまでも悩んでしまう。

そうではなくて、今をどう過ごすかが大切なのだと。

 

こんな言葉を聞いたことがあります。

「そうなりそうである人は、そうなる」

 

自分が成功したいのに、成功するような今日を過ごしていないのに、成功できるわけがない。

成功する人は、成功するような今日を過ごしている。

 

こんな日々を送っているのなら、成功するのは当然だ。

そう思うような「今」を生きなければならないと、学ぶことが出来ました。

 

第6の賢者投資

第6の賢者は【投資】について教えてくれました。

 

この賢者曰く、投資とは現金を株や不動産に投資することではない。

人に等しく与えられている財産とは「時間」であり、その時間をどう投資するかが大切なのだと。

 

僕は、今の自分について、時間を投資しているというよりは、浪費しているような生活を送っていると感じました。

 

思わずスマホを見たり、ネットサーフィンをしてしまったり。

変化に必要な事だけに時間を使うべきところを、それ以外に費やす時間の方が多いと。

 

自分の財産である「時間」

その時間を、より良い人生にできるように必要な事に投資するように、普段の生活を変えていかなければいけない、そう学びました。

 

第7の賢者幸福

第7の賢者は【幸福】について教えてくれます。

 

人には2種類の人間がいると。

一つは自分だけが幸せになりたい人、もう一つは誰かを幸せにしたい人だと。

 

誰かを幸せにしたいと思うのは、そう簡単ではないように感じました。

僕はこれまでの人生、他人より自分の方が幸せでありたいと思ってきました。

 

ただ、ビジネスをする上では、誰かを幸せにしたい、この考え方でなければいけない。

 

僕は起業することを目指しているが、自分が商売をすることによって、誰かを幸せにできるような商売でなければ、例え一時的に成功できたとしても、直ぐに商売が成り立たなくなってしまうだろうと思うからです。

 

誰かを幸せにしたいという事は、誰かの悩みを解決できるような商売をする事に繋がると思います。

 

自分だけが幸せになれればいい、そんな自己中心的な考えの商売なんて、誰が見ても魅了的には感じないですよね。

 

第8の賢者【言葉

第8の賢者は【言葉】について教えてくれる。

自分の考え、思考を作るのは「言葉」であると。

 

このことは他人の言葉にも、自分の言葉にも当てはまる。

 

ネガティブな言葉ばかりを言われたり、自分で考えていたりすると、とてもじゃないけど、行動やいい考えは思い浮かばないですよね。

 

ポジティブシンキングが大切なのは分かっていましたが、それを実行するのは難しいとも思っていました。

 

僕は、どうしてもネガティブに考えてしまう事が多いです。

ですが、少しずづ考え方を変えていきたいと思いました。

 

最後の賢者感謝、与える、誕生

最後の賢者は、【感謝】【与える】【誕生】について教えてくれました。

 

日ごろから「ありがとう」といった感謝の気持ちを多く口に出す。

自分が欲しているものは、自分が与える側にならなければ手に入れられない。

人はいつだって生まれ変わることが出来る。

 

これら3つの事を最後の賢者は教えてくれます。

 

これらは、人によってはうんざりするほど聞きなれたことだと思います。

 

こういった当たり前だと思われていることを、当たり前に出来る人ってなかなかいないですよね。

僕もそうであるように。

 

ですが、当たり前のことだと受け流さずに、一つ一つ大切にして生きていく。

正直簡単な事ではないですが、毎日少しずつ変えていこうと学びました。

 

まとめ

【賢者の書】では、自己啓発で必要な事が、ストーリー形式で分かりやすくまとめられています。

 

各章の最後には、その章の賢者から教わった学びがまとめられているので、ストーリー自体は特に考えずに読んでいけばいいのかと思います。

 

こういった小説形式で学びが得られるような本は、あまり多くはないので、ぜひ一度読んでみてください^^

 

PS.

書評1発目ということで、なかなか自分が思っていたように記事を書くことが出来ませんでした^^;

 

自分の中ではもう少し上手く書けると思っていたのですが、やはり文章を書く経験がまだまだ足りていないのだと自覚しました。

 

これでは書評というより、本のダイジェストになっているような…

 

出来るだけ記事を更新して、もっといい記事を書けるように頑張ります!