起業を目指す凡人の書評ブログ

読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

起業を目指す凡人の書評ブログ

起業に役立つビジネス書の書評ブログです。

人間関係の原則を学ぶ~【人を動かす】書評

f:id:tesshi-f325:20170503205159j:plain

言わずと知れたビジネス書の名著『人を動かす』

 

何十年も前に書かれた本なのに、未だにビジネスマンから圧倒的な支持を受けているのは、一度読んだことのある人であれば誰もが納得するクオリティだと思います。

 

人間関係に関する本は何冊も出ていますが、この本ほど深く書かれた本は無いんじゃないかと思うほど、勉強になります。

 

人を動かす、説得する、好かれる、変える、これらの事をいくつもの具体例に沿って、分かりやすく学ぶことができました。

人は自分の過ちを認められない

自分の過ちを認めることは、簡単なことに思えて、なかなか実践することは難しい。
失敗することを否定的に教えられた身としては、かなり勇気がいることだったりします。

 

自分の過ちを認めるということは、自分の選択が間違っていたことを認めること。
人は、自分のやってきたことが正しいと、どうしても思ってしまいがちだと思います。
そうしないと、それまでのことが全て無駄なことだと言われるような気がするから。

 

また、自分の失敗だけでなく、他人の失敗に対しても、そう思ってしまう。
どんな人であろうと、自分の事を棚に上げてしまうもの。

 

本書では、他人を批判することは、天に向けて唾を吐くようなものだと言っています。
やがて他人を批判したことは、自分に対して返ってくる。
批判された人は、批判した自分に対して恨みを抱く。


他人の事を批判するよりも、自分の欠点を改める、そうしたほうが得であり、危険も少ない、と本書では教えてくれます。

『人を非難する代わりに、相手を理解するように努めようではないか。どういうわけで、相手がそんなことをしでかすに至ったか、よく考えてみようではないか。そのほうがよほど得策でもあり、また、面白くもある。そうすれば、同情、寛容、好意も、自ずと生れ出てくる。』

相手を理解し、関心を持つ

相手から関心を持ってもらいたいのであれば、相手の事を理解しないといけない。
このことは、どんな場所でも共通する人間関係の鉄則だと思います。

 

よく、好かれたい人に対して、『自分こういう人間なんすよ』って凄く自分を売り込む人もいますが、これって逆効果だったりしますよね。

 

相手に対して興味を持つのって、『この人私に興味があるのかな?』とか、『よくそんな話を覚えていてくれるなー』だとか、相手が自分に興味があることが分かった時だと思います。

 

全然知らない人から自分をガンガン売り込まれても、『いや、別に興味ないし…』っていうのが正直な感想で、むしろ自分の誕生日だったり好きなものだったり、そういうことを覚えていてくれる人には好感を持ちます。

 

・・・まあ、以前までは、僕も自分を売り込んでいくようなタイプだったのですが^^;
この本を読んだ以降は、相手はどんな話題が好きなのか、とか話す人の事を理解して、その人が興味があるようなことを聞いていく、という風にしています。

 

これだけでもコミュ力が上がると思うので、知らなかった人は、ぜひ実践してほしい部分です。

人が欲していても手に入れられないもの‐自己重要感‐

人を動かすには、相手の欲しがっているものを与えるのが、唯一の方法である。
人が欲しがっていても滅多に手に入らないもの、それは自己重要感である。

 

これは、本当に誰にでも当てはまることだと思っていて、やっぱり自分は必要な人間だと認められたいという欲求はありますよね。
そして、人間力のある上司は、自己重要感を本当に上手く感じさせてくれます。

 

『お前なんて必要ない』と言われるよりも、『〇〇君がいてくれるおかげで~』と言ってくれたほうが、断然やる気も出ますし、その人について行きたい、って好きになっちゃうじゃないですか。

 

ほめ方が上手いとかじゃなくて、人って誰かに必要とされたいと誰もが思っているし、自分を必要としてくれる人、または自分が必要な人間だと言ってくれる人は、本当に少ないです。

 

だからこそ、自分の事が必要だと、そういって救いの手を差し伸べてくれるい人には、信頼しますし、好感を持ちます。

 

ロックバンドのブルーハーツ、あれだけ人気が出たのは、歌詞の中に、聞いているリスナーの自己重要感を認めるようなものがあることも、一つの理由だと思います。

まとめ

今回、人間関係の原則を学ぶために、『人を動かす』を読みました。

 

今回の記事では書ききれないくらい、人間関係を良好に築くためのエッセンスがちりばめられています。

一度読んだだけじゃなくて、定期的に読み返すことで、その時の自分に足りていないことが客観視できると思います。

 

本を一度読んだだけで、完璧に人間関係をうまくなるわけではないと思いますので、つまづいたり、ふと思い出した時など、何度読んでも学びを得られる本です。

 

もし、人間関係などが上手くいかなくて悩んでいるのであれば、ぜひ一度読んでみてくださいね^^