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起業に役立つビジネス書の書評ブログです。

不労所得とビジネスパートナーとの関係について学ぶ!【DREAM~成功者が教える魂の富の作りかた】書評

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『DREAM~DREAM~成功者が教える魂の富の作りかた』

 

本書は、前作『CHANCE』の続編で、前作が”お金の自由を手に入れる物語”であったのですが、今作は”時間の自由を手に入れる物語”です。

 

今作では、2人のメンターと出会い、一人は湯沢という不労所得についての師匠、もう一人は石田というビジネスに関する師匠。 

 

 不労所得に関しての原則的なことや、どういう風に投資すべきか、というのが物語のメインテーマです。

 

しかし、ビジネスパートナーとの関係について、深く考えさせられる内容があります。

上手くいかないJV(ジョイントベンチャー)には、どういった問題点があるのか、その原因となる部分について学ぶことが出来ました。

 

ですので、不労所得については、最後に少しだけ触れて、ビジネスパートナーとの関係に関して、メインで記事を書いていきたいと思います。

パートナーと共同でビジネスを立ち上げる際の注意点

本書では、ビジネスのメンター(師匠)である石田と主人公卓也は、共同で、あるビジネスを立ち上げようとします。

そして、ビジネスを進めていく中で、石田との意見の衝突や、ビジネス自体が立ち行かなくなります。

 

これが起こった原因は、石田との関係にあったのですが、このことからJVなど人と組んでビジネスをする際は、慎重に進めなければいけないという教訓が得られます。

どういう事に注意しなければいけないのか、それをまとめてみました。 

対等な関係である

主人公・卓也とメンター・石田、2人の関係が上手くいかなかった一番の理由は、対等な関係を築けていなかったから、という部分が大きいです。

石田は、卓也に対して『お互いが対等な関係のビジネスをしましょう』的なことを言っていたのですが、実際は、卓也が石田の言いなりに。

 

なぜかというと、石田は、豊富なビジネスの経験や自信、高圧的な態度など、卓也とは力量が離れていたのが原因。

 

そのため、卓也は石田に対して劣等感を抱き、『全然詳しくもない自分が意見しないほうがいいのでは…』と、石田の行動に対して意見をすることが出来ないまま…

結果、石田>卓也という式が出来上がり、卓也も共同で行うビジネスの内容を深く知らないまま、石田に流されてしまうわけです。

 

別に、お互いが同じ力量である必要ないと思うのですが、対等な関係を築くためには、どちらも、お互いに不足している部分を補えるような形で協力し合うのがベターかと。

そうでないと、今回の石田と卓也のような、どちらかの言いなりになるか、衝突が起きて、上手くいく関係は作れないでしょう。

報酬関係など、最初に明確にしておく

 JVなどを行う際は、報酬関係などについては一番最初に明確にしておくべきです。

なぜなら、そこが”なあなあ”の状態になっていると、お互いに自分に都合のいいように解釈して、結果トラブルに発展します。

 

本書の石田と卓也の関係もまさにそれで、『一緒にビジネスやりましょうよー』『いいっすね』という風に(本文ではこんな軽いやり取りではないですが)口約束のみで、詳しいことについては話さずにビジネスが進んでいきます。

 

これについて、卓也は『なんだかお金のことについて聞くのは悪いような気が…』という事を言っているのですが、それではいけないという事ですね。

なぜビジネスをするかというと、極論かもしれませんが、お金のためです。

 

だからこそ、お金の部分は最もトラブルに発展しやすいので、一度お互いが納得いくまで話し、契約書を書いて明文化すべきであると考えています。

人間性を見極める

 JVなど、自分以外の誰かと共同でビジネスをするのであれば、そのパートナーの人間性は、一番重要資するべき点であると思う。

結局、人間関係が円滑でないのであれば、ビジネスも円滑に進むものではないです。

 

本書の石田は、ビジネス力という点では、有能な人物でした。しかし、人間性は正直悪いところが多かった。

例えば、人を踏み台のように利用するところ、他者を全く信用していないところ、金使いが荒いところ、等々。

 

そういった人間性を見極めず、相手の事を知らない状態で、容易にパートナーになるのはリスクが高すぎる。

 

 相手の人間性が不明瞭な場合は、相手の人間性が分かるまでJVを引き延ばすか、そもそも取引をしないほうが、結果としてよいだろうと思います。

不労所得のための10のルール

資産形成については、僕にとってまだまだ遠い話なので、特に印象に残っている不労所得の原則についてのみ、少しご紹介します。

 

本書で、主人公は不労所得を手に入れるために必要な、当たり前のように知っておく原則である、以下の10のルールを教わります。

 

①理由を持つ

お金を資産運用に回していくのは、消費の誘惑も多く、大変である。

そのため、なぜ自分は不労所得を手に入れるのか、その理由を持つ必要がある。

②計画する

計画の無い投資は、ギャンブルになる。

他者に惑わされず、常に自分で決めた計画をマイペースに実行する。

③投資が先で消費が後

人生で財産を築いた人たちは、先に投資をしてきた。

資産を形成したいなら、先に投資をする習慣を身につける。

④最大効果の投資

最大効果のある投資は、自分自身を教育する自己投資。

いきなり実行するのではなく、成功している人の考え方を学ぶためにつかう。

⑤資金源を確保する

まずは、本業の収入を増やすための努力をする。

なぜなら、資産を築くには元手となる収入が必要だから。

⑥リスクとリターンは比例する

ハイリスク・ハイリターン、ローリスク・ローリターンは存在するが、ローリスク・ハイリターンは存在しない。

リスクとリターンはペアになっているので、”特別な儲け話”に惑わされない。

⑦リスクを分散する

出来るだけ複数の不労所得の源泉を作ることがリスクを減らす方法である。

『卵はひとつのかごに盛るな』

⑧レバレッジを使う

他人のお金とマンパワーを使って儲けを大きくすること。

短期間で資産を形成した人の多くが、このレバレッジを活用した。

⑨複利の力を使う

複利の力こそが資産を築く魔法の力。

時間がお金を増やしてくれる。

⑩人脈を築く

生きた情報は人脈から得られるもの。

すでに不労所得を実現している成功者の体験談と知恵ほど役に立つものはない。

まとめ

さて、今回のDREAMでは、不労所得とビジネスパートナー選びという点について学ぶことが出来ました。

 

不労所得については、全く知識がない状態でも理解できるよう、一から丁寧に解説されていて、多少詳しくなりました。

 

そして、一番の収穫としては、ビジネスパートナーと、どのような問題が起きてしまうことがあるのか、ということを知ることが出来たことですね。

 

不労所得やビジネスの人間関係に興味があれば、本書は特に勉強になるかと思います。